
普段はママが料理をつくってくれるのですが、育休中なので料理に挑戦したいと思っています。ただ、自分が食べる分だけならいいのですが、小さな子どもがいるので、ちゃんと栄養バランスのとれた食事をつくれるか不安です…。どのような点に気を付けたらいいでしょうか?

僕も育休取得前まで、全くと言っていいほど料理の経験がありませんでしたが、育休を機に3食の料理を担当しています。僕が調べた内容を中心に「子どもに食べさせたい食材の選び方」を整理しましたので、参考にしていただければ幸いです!
この記事を読むと、以下のことがわかります!
・食材選びの前に知っておくべきこと
・子どもの成長に必要な栄養素
・子どもの成長をサポートする食材
食材選びの前に知っておくべきこと
子どもの成長をサポートする料理を作るためには、適切な食材を選ぶことが非常に重要です。栄養バランス、アレルギー対策、旬の食材の選び方、安全性等、注意すべきポイントがいくつかあります。ここでは、それぞれのポイントについて解説していきます。
栄養バランス

子どもの成長に必要な栄養素は多岐にわたります。特に、タンパク質、カルシウム、鉄分、ビタミン等は欠かせません。これらの栄養素をバランス良く摂取することが、健康な成長と発達の基盤となります。例えば、肉や魚、豆類は良質なタンパク源であり、緑黄色野菜や果物には多くのビタミンが含まれています。一日の食事でこれらの食材をうまく組み合わせることが必要です。
アレルギー対策

食物アレルギーは子どもにとって深刻な問題です。乳製品や小麦、卵、ナッツ等、一般的に聞くアレルギー食材を初めて食べさせる時は、とても緊張しますよね。これまで料理をママに任せていたパパの方は、まず「どの食材を与えたことがないか」をママとよく話し合ってください。
そして、初めての食材を食べさせる時は、平日の日中に少しだけ与えてみることをオススメします。その理由は「何かがあったときに、すぐに病院に行けるから」です。もし、赤ちゃんの身体に異常が見られた場合は速やかに病院に連れていき、医師と相談してください。
また、特定の食材にアレルギーがあったとしても、アレルギー食品の代替品も多く存在するので、栄養バランスを保ちながら安全な食事を提供する方法はあります。
旬の食材を選ぶメリット

旬の野菜や果物はその時期に最も栄養素が豊富で、自然の味わいを楽しむことができます。また、旬の食材は価格も比較的安価で手に入るため、コストを抑えながら栄養価の高い食事を作ることができます。さらに、季節感を感じられる食卓は、子どもが食に興味を持つ良い機会にもなるはずです。
食材の安全性

最後は食材の安全性についてです。有機栽培や無農薬の食材を選ぶことで、化学物質を摂取するリスクを避けることができます。また、食品表示をよく確認し、添加物が少ないものを選ぶようにしましょう。
食材の保存方法や調理の際の衛生管理も欠かせません。「消費期限」が表示されているものは特に注意してくださいね。僕がよく気を付けているのは「パン」と「もやし」です。意外と消費期限が短い食材は多いので、期限が過ぎたものを料理に使わないように気を付けましょう。これらのポイントをしっかり守ることで、安全で健康的な食事を作ることができます。
子どもの成長をサポートする食材
子どもの成長には、適切な栄養バランスが大切です。特定の食材を食事に取り入れることで、子どもの健康的な発育をサポートすることができます。ここでは、カルシウムやたんぱく質、鉄分等、成長に必要な栄養素を多く含む食材を紹介します。それぞれの栄養素がどのように役立つかも解説しますので、ぜひ参考にしてください。
カルシウムを多く含む食材

カルシウムは骨や歯の形成に欠かせない栄養素です。成長期の子どもには特に重要で、不足すると骨が弱くなる可能性があります。カルシウムを多く含む食材としては、牛乳やチーズ、ヨーグルト等の乳製品が挙げられます。さらに、魚介類や豆腐、小松菜、チンゲンサイ等も高いカルシウム含有量を誇ります。これらの食材をバランスよく摂取することで、強い骨を作り、成長を支えることができます。
たんぱく質が豊富な食品

たんぱく質は筋肉や組織の成長、修復に必要な栄養素で、エネルギー源としても重要です。成長期の子どもには特にたんぱく質が必要とされています。たんぱく質が豊富な食品には、肉、魚、卵、大豆製品があり、中でも鶏肉や豚肉、豆腐、納豆は非常にたんぱく質含有量が高いです。これらの食品を食事に取り入れることで、日々の成長と活動をサポートすることができます。
鉄分を補給できる食材

鉄分は血液中のヘモグロビンを作るために必要で、酸素を全身に運ぶ役割を果たします。鉄分が不足すると貧血の原因となるため、成長期の子どもには特に必要な栄養素です。赤身の肉やレバー、ほうれん草、大豆製品等は鉄分を豊富に含んでいます。また、鉄分の吸収を助けるビタミンCも一緒に摂取することで、より効率的に鉄分を体内に取り込むことができます。これにより、元気で活発な毎日を過ごせるようになります。
ビタミンCが豊富な果物と野菜

ビタミンCは免疫力を高め、風邪や感染症から体を守るために重要な栄養素です。また、コラーゲン生成にも関与し、肌や血管の健康を保つ役割も果たします。ビタミンCが豊富な果物と野菜には、オレンジ、キウイ、イチゴ、パプリカ、ブロッコリー等があります。これらの食材を日常の食事に取り入れることで、体の内側から健康をサポートし、病気に負けない強い体を作ることができます。
オメガ3脂肪酸が含まれる魚

オメガ3脂肪酸は脳の発育や視力の向上に寄与する重要な脂肪酸です。特にドコサヘキサエン酸(DHA)とエイコサペンタエン酸(EPA)は神経系の発達に欠かせません。オメガ3脂肪酸が豊富な魚としては、サーモン、マグロ、イワシ、サバ等が挙げられます。これらの魚を定期的に食事に取り入れることで、子どもの知能や記憶力の向上が期待できます。バランスの良い食事で、心身共に健康的な成長をサポートしましょう。
まとめ
赤ちゃんにとって必要な栄養素って色々とありすぎて、何を使って料理を作ればいいのか悩みますよね。でも、料理をやっているうちに「あまり考えすぎなくていい」と気が付きました。記事に書いたように「色々な食材を、バランスよく与える」ことが重要です。毎日同じ食事にならないよう、いろんな食材を買ってみて、楽しみながら色々な料理にチャレンジしましょう!
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