【接種失敗?】BCG予防接種の跡が一部無い!お医者さまに聞いてみた

育児・おうちモンテ
悩む人
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赤ちゃんがBCGの予防接種を受けたのですが、しばらくして跡を見ると、注射跡が一部無いみたいです。接種当日、注射を嫌がって暴れたこともあり、上手く打てなかったのだと思います。再接種が必要なのでしょうか

ニコママ
ニコママ

うちも次男が接種時に暴れてしまい、上手く打てませんでした。注射跡を見ると、一列(3箇所)程が欠けていて心配になり……。かかりつけのお医者さまに診てもらい、説明を聞いてきたので、その内容を共有させていただきます!

 ・BCG予防接種の重要性

 ・BCG予防接種の跡が一部無い場合に、免疫がついているかどうか

 ・免疫がついていないと思われる場合の対処法

BCG予防接種の基礎知識

 BCG予防接種は、結核予防において非常に重要な効果があります。私自身、我が子に予防接種をすることになるまで、恥ずかしながら「結核」と「BCG」の結びつきを知らずに生きてきました……。BCG予防接種は、乳幼児が結核菌に初感染しやすい環境下で、そのリスクを下げるのに役立っているのです。

接種の重要性

 結核は感染力が強く、特に乳幼児や免疫力が低下した人々にとって大きな脅威となります。結核は世界で見ると「感染症による死亡原因の第一位」となっており、日本でも2023年には1,500人以上の方が結核によって亡くなっています。ワクチンを接種することで結核感染のリスクを大幅に軽減し、重篤な症状を防ぐ効果があります。また、もし感染してしまった場合でも病気の進行を抑えることが期待できます。

接種の目的と効果

 接種の主な目的は、結核感染の予防と結核に関連する重篤な合併症の発症を防ぐことです。特に、乳幼児において重篤な症状を引き起こす粟粒結核や結核性髄膜炎を防ぐ効果が高く、これにより早期発見が難しい症例でも、重症化を防ぐことができます。さらに、予防接種により結核に対する集団免疫が強化されるため、社会全体における結核の流行を抑制する効果もあります。

標準的な接種時期と接種回数

 接種は通常、出生後すぐから生後5か月以内に実施されることが推奨されており、日本では、法律に基づき0歳から1歳にかけて1回の接種を行うこととされています。乳児期における結核感染は重篤な症状を引き起こすため、適切な時期に接種を行うことが重要です。もし、接種を忘れてしまっていた場合は、医療機関と相談し適切な助言を聞きましょう。

接種跡が一部無い場合

 うちは次男が↓の写真のように、上の1列が無い状態でした。不安になり、かかりつけ医に相談しに行ったので、教えていただいた内容をお伝えしますね。(写真の奥に、使い終わったオムツが見えるのはすみません笑)

免疫がついているかどうかの判断基準

 結論を言うと、1列無いくらいでは問題なく免疫ができているだろう、とのことでした。これを聞いてホッと一安心……。具体的には、半分強(10~12個以上)の跡が出ていれば、免疫ができていると考えていいそうです。

接種に失敗したと考えられる場合の対処法

 それでも心配な場合や、接種跡が半分以下しか出ていないという場合もあるかと思います。その場合には、ツベルクリン反応検査を実施することで、免疫ができているかどうか明確にわかります。失敗の原因としては、技術的な問題やワクチンの保存状態が影響した可能性が考えられますが、いずれにしても医療機関を受診して、適切な助言を受けてください

まとめ

 今回は、実際にかかりつけのお医者さまに聞いた内容を基にお伝えしました。同じ不安を抱える皆さんの参考になれば幸いです!

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