【赤ちゃんの頭の形が心配!】頭の形に異常が見られる要因や対処法、健康問題をまとめて説明

育児・おうちモンテ
悩む人
悩む人

今3カ月になる赤ちゃんが居るのですが、頭の形が少し歪んでいるようで心配しています。病院を受診したほうが良いのでしょうか?

ニコママ
ニコママ

勿論、病院を受診したほうが安心できると思います。ただ、その前に「頭の形が歪んでいる」ことについて、気になる理由や要因、頭の形に関連する健康問題等について知っていたほうがいいでしょう。実は我が家も、次男の頭の形で悩んでいました。その時に調べた内容等をまとめましたので、ぜひ参考にしてください!

 ・赤ちゃんの頭の形が変わる要因

 ・異常な形の特徴と対処法

 ・頭の形に関連する健康問題

 ・無料で相談できる窓口の紹介

赤ちゃんの頭の形について

 赤ちゃんの頭の形って、一人一人違いますよね。我が家には2人の息子がいますが、2人とも頭の形は全然違います。次男は少し絶壁気味で、何か特別な対処が必要なのか心配して、色々と情報収集しました。

 まずは、赤ちゃんの頭の形がどのように変化するか、影響する要因、正常な頭の形、そして異常な頭の形とその対処法について見ていきましょう。

赤ちゃんの頭の形が気になる理由

 赤ちゃんの頭の形が気になる理由のひとつは、成長の過程で頭の形が将来的にどのようになるのか心配するからとされています。つまり「わからないから不安になる」ということです。特に出産直後の頭の形は、産道を通る際に変形することが多く、そのままの状態で残ることを懸念してしまいます。頭の形が不均衡だと、発育に影響があるのではないかと不安になりますよね。また、見た目の問題もあり、両親や友人から指摘を受けて、気にし始める方もいるかと思います。

どのように頭の形が変わるか

 赤ちゃんの頭の形は、成長と共に変化していきます。生まれた直後の頭の形は、柔らかくて変形しやすい骨や未完全な頭蓋骨の発達によって影響を受けやすいです。しかし、赤ちゃんが成長し、首がしっかりしてくると、寝返りや座位が可能になり、頭の形も次第にバランスが取れてきます。そのため、姿勢や寝かせる方向を工夫することで、頭の形の改善が期待できることがあります。

頭の形に影響する要因

 赤ちゃんの頭の形に影響を与える要因は大きく3つあるようです。まず1つ目は、出産時の圧力が大きな影響を与えるケースです。鉗子分娩や吸引分娩などの方法によって、頭の形が変わることがあります。2つ目は、赤ちゃんが寝るときの姿勢です。毎日同じ向きで寝かせることで、同じ箇所に圧力がかかってしまいます(仰向けで寝かせていると、後頭部が平らになり「絶壁」と呼ばれる形になる等があります)。3つ目は、遺伝的な要素です。これはどうしようも無い要因ですが、親の頭の形が影響を与えることもあるようです。

正常な頭の形とは

 正常な頭の形とは、頭蓋骨がバランスよく発達し、左右対称で均整の取れた形状を指します。赤ちゃんの頭の形は個々に多少の差はありますが、重要なのは異常な形状がなく、健全な成長を遂げていることです。素人では「健全か否か」は判断できないため、健康診断などを通じて専門医による評価を受けることが重要になります。赤ちゃんの頭の形に関する問題が発見された場合、早期に対処することで将来的なリスクを最小限に抑えることができます。

異常な頭の形とその対処法

 異常な頭の形として最も一般的なのは、頭の一部が平らになる「斜頭症」です。これは長時間同じ姿勢で寝ることで起こることが多いです。対処法としては、寝る方向を工夫することや、専門のヘルメットを使用することがあります。また、早期に発見し適切なケアを行うことで、改善が期待できます。

 他に、素人では「斜頭症」と見分けがつかない「頭蓋骨縫合早期癒合症」などの医学的介入が必要なケースも考えられます。この場合は、自宅でできる対処法はありません。こういった異常を早期に見つけるためにも、不安があれば早急に専門医の診断を受けることが重要です。

頭の形に関連する健康問題

 頭の形が正常でない場合や歪んでいる場合、実は様々な健康問題が関連していることがあります。これには特定の疾患の兆候として現れる場合もあります。特に幼児期や乳児期においては、早期発見が重要となるため、親や医療従事者が注意を払う必要があります。本記事では、「斜頭症」や「頭蓋骨縫合早期癒合症」など、頭の形に関連する代表的な健康問題について解説します。

斜頭症とは

 斜頭症とは、幼児の頭が偏って平らになる状態を指します。これは一般的に生後数カ月以内に現れることが多く、寝る姿勢や授乳の方法が原因とされています。斜頭症は軽度のものであれば絶対的な健康リスクは少ないとされていますが、外見の問題だけでなく、将来的に首や脊椎に影響を及ぼす可能性があります。そのため、早期の診断と適切な治療が重要です。軽度の場合には、寝る姿勢を一定にせずバランスを見ながら変えていくことで改善が見られるようですが、重度の場合には、専門の医療機関でのヘルメット治療が推奨されることがあります。

頭蓋骨縫合早期癒合症とは

 頭蓋骨縫合早期癒合症は、頭蓋骨の複数の縫合部が通常より早く癒合する疾患です。この結果、頭の成長が妨げられ、頭の形が不自然になったり、脳の発達に影響を及ぼす危険があります。症状には頭の形の異常だけでなく、発達遅滞、頭痛、視力障害などが含まれます。治療は通常、外科手術を伴い、専門の医療チームによる総合的な管理が必要です。早期の診断が治療の成功率を高めるため、異常を感じた場合は速やかに医師の診察を受けることが大切です。

脳や神経の発達への影響

 頭の形状の異常が脳や神経の発達にどのように影響を与えるかは、ケースバイケースとされています。斜頭症や頭蓋骨縫合早期癒合症のような疾患は、未治療のままでいると脳圧の増加や発達遅滞、情緒不安定などを引き起こすことがあるようです。これにより、学校での学習能力や日常生活に支障が出ることも考えられます。適切な治療と早期介入が、これらのリスクを減少させる鍵となります。家庭でも定期的な観察と、必要に応じた専門医の診察が推奨されます。

予防策と注意点

 斜頭症や頭蓋骨縫合早期癒合症の予防策としては、日常生活の中で注意を払うことが効果的です。例として、赤ちゃんの寝る姿勢を頻繁に変えることや、一定時間うつ伏せにさせる「タミータイム」を設けることが挙げられます。また、授乳の姿勢を左右交互にすることも重要です。早期診断と治療が求められるため、定期的な健康チェックも欠かせません。異常を早期に発見し、専門医に相談することで健康な発育をサポートすることができます。

赤ちゃんの頭の形について相談できる窓口【相談無料】

 実は、赤ちゃんの頭の形について気軽に相談できる窓口があります。しかも相談は無料です!

 「家で出来る対策ってあるのかな……」「いつか治るものなの?」「ヘルメット治療を始めたいけど、どこの病院やメーカーにしようか悩む……」など、何でも気軽に相談ができます。

 【赤ちゃんの頭のかたち相談室】様では、電話またはWEBで、プロの専門医に相談ができます。頭のゆがみに関する悩みがある方は、些細なことでもまずは相談してみてください。(しかも無料というとても親切なサービスです!) 以下のリンクからどうぞ↓

 

まとめ

 今回は基礎的な情報を整理しました。赤ちゃんの成長に伴って、親の悩みは増える一方かと思います。赤ちゃんの頭の形を気にしている皆様が早期に必要な対処ができるよう、本記事を参考にしていただければ幸いです。

 また、こちらも参考程度ですが、我が子の「絶壁が目立たなくなった話」をまとめた記事を作成していますので、宜しければあわせてご覧ください。

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