
家族が増えたので、車を軽自動車からミニバンに買い替えようかと思っています。ホンダのフリード、ステップワゴン、日産のセレナが気になっているのですが……実際に検討した方の話が聞きたいです。

今回は、子育てファミリーに人気の3車種「ホンダ フリード」「ホンダ ステップワゴン」「日産 セレナ」を実際に試乗し、子育て目線で比較レビューしてみました。2児の父であり僕が自ら購入する目的で真剣に選び、最終的にどの車種を購入したのかまでお伝えします!
この記事を読むと、以下のことがわかります!
・子育て世代に人気のミニバン3車種(フリード・ステップワゴン・セレナ)の特徴と違い
・実際に試乗してわかった運転のしやすさや室内空間の使い勝手
・チャイルドシートや荷物の積み下ろしのしやすさなど、子育て目線でのリアルな評価
・価格・燃費・維持費をふまえた、家族にぴったりの一台の選び方
子育て世代に人気の3台をピックアップ

子育て中のご家庭にとって、車選びは生活の質を左右する大きなポイントですよね。特にお子さまが小さいうちは「チャイルドシートの装着のしやすさ」や「荷物の積み下ろしの快適さ」など、チェックすべきポイントがたくさんあります。
本記事では、子育て世代に人気のホンダ フリード、ホンダ ステップワゴン、日産 セレナを徹底比較していきます!
なお、以前ホンダ N-BOXとダイハツ タントを比較した記事も書いていますので、興味のある方はこちらもあわせてご覧ください。
ホンダ フリードの特徴とファミリー向けポイント

フリードは「ちょうどいいミニバン」として高い人気を誇ります。5ナンバーサイズで扱いやすく、それでいて3列シート・スライドドアを完備。運転が苦手な方でも安心です。ポイントは以下のとおりです。
- コンパクトなのに6人〜7人乗り対応
- 両側電動スライドドアで乗り降りラクラク
- 小回りが利くので狭い駐車場でも安心
特に、保育園や買い物などがメインで「ちょい乗り」が多いご家庭にはベストな一台です。
ホンダ ステップワゴンの魅力と使い勝手

ステップワゴンは、子育て家庭向けの工夫が詰まったモデルです。2022年のフルモデルチェンジで、デザインもシンプル&上品になり、「家族のリビング」感覚で使える車内空間が好評です。2025年5月に「AIR EX」という新グレードが追加され、機能面が充実して話題となっています。ポイントは以下のとおりです。
- 床が低くて子どもも乗りやすい
- 大容量のラゲッジスペース
- 車中泊やお出かけに最適なシートアレンジ
また、3列目は床下に完全に収納ができるため、トランク部分をフラットなラゲッジスペースにできるのが◎です。
日産 セレナの注目機能と安全性能

セレナは、e-POWERによる静かで力強い走りと、運転支援システム「プロパイロット」が魅力のモデルです。高速道路での長距離移動や帰省にもぴったりの機能が備わっています。ポイントは以下のとおりです。
- e-POWERで低燃費&力強い走行
- プロパイロットで運転ストレス軽減
- 室内が広くて子どもも快適
ファミリーカーとしての安心感と、運転者への配慮が両立した一台です。
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実際に試乗してわかったリアルな感想
それでは、実際に試乗してみた感想をお伝えします。すべて同日に試乗したので、良かった点や気になった点など、リアルな感覚を持ったまま比較できていると思います。
運転のしやすさ・視界の広さを比較
実際に試乗して感じたのは、フリードの取り回しの良さです。視界も良く、小回りもきくので街乗りには最強ですね。現在は軽自動車のN-BOXに乗っているのですが、良い意味で軽自動車と変わらない感覚で運転ができます。ちなみに、ステップワゴンの最小回転半径は5.4m、一方のセレナは5.5mとなっており、この2車種の中では若干ステップワゴンのほうが小回りが利くかなというところです。

ただ、ステップワゴンとセレナは車体が大きめですが、前方左右の角が見やすいこと(上記写真参照)やカメラアシストや運転支援機能が充実しているので、大柄な割には扱いやすかったです。フリードと比較すると「大きいから気を付けないと」という配慮はしてしまうものの、フロントガラスの視界は広く、3Dカメラの恩恵で駐車も楽々できてしまいました。
車種 | 視界の良さ | 小回り度 | 運転支援機能 |
フリード | ◎ | ◎ | △(最小限) |
ステップワゴン | ◯ | ◯ | ◎(Honda SENSING) |
セレナ | ◯ | 〇 | ◎(プロパイロット) |
後部座席の広さ・子ども目線でチェック

ステップワゴンとセレナは、2列目・3列目ともに余裕たっぷり。チャイルドシートを2つ設置しても車内にゆとりがあります。一方、フリードはコンパクトなので、2列目も「大人3人だと少し狭いかな」という印象で、3列目はあくまで緊急用としての位置づけになりそうです。チャイルドシートを2つ以上乗せる家庭には、個人的にステップワゴンかセレナをおすすめします。
また、どの車種もフロアがフラットで乗り降りしやすく、小さな子どもでも安心できました。
チャイルドシートや荷物の積みやすさ

子育て家庭のリアルな悩みは「荷物が多いこと」。試乗では、実際にチャイルドシートを設置し、ベビーカーを積んでみました。
- フリード:チャイルドシートは設置可。ただしベビーカー+荷物はギリギリ。
- ステップワゴン、セレナ:チャイルドシート設置+ベビーカーを乗せても余裕あり。荷室が広く、旅行や帰省でも安心。
子育て世代は、子どもが大きくなるにつれて荷物も増えていくと予想できますので、フリードだとちょっと狭いかな……というのが正直な感想でした。
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価格・維持費・燃費などコスパを比較
続いては、こちらも車選びには超重要な価格・維持費・燃費などのコストパフォーマンスについて比較していきます。
購入価格・グレード別の違い
おおよその新車価格帯は以下のとおりとなっています。(2025年7月時点)
車種 | 新車価格帯(税込) |
フリード | 約230万〜310万円 |
ステップワゴン | 約310万〜420万円 |
セレナ | 約295万〜430万円 |
各車種のグレードによっても異なるのと、オプションをつけるなどで実際の購入価格はもう少し上がります。
燃費・維持費・自動車税の比較
車種 | 実燃費(目安) | 年間維持費(概算) |
フリード(e:HEV) | 約18〜20km/L | 約12〜15万円 |
ステップワゴン(e:HEV) | 約17〜19km/L | 約14〜18万円 |
セレナ(e-POWER) | 約16〜20km/L | 約14〜17万円 |
ハイブリッド車はガソリン代が安く済むだけでなく、減税もあり、長期的に見るとコスパ良好です。数年後に乗り換える際の買い取り価格も、ガソリン車よりは高くなるでしょう。個人的には、今選ぶならハイブリッド車をおすすめします。
まとめ|子育て世代におすすめの一台はこれ!
最後に、ここまで比較した内容を整理していきます。我が家が実際に購入した車種もご紹介します!
実用性とコスパのパランスが重要!この家庭にはこの車がおすすめ
- コンパクトで街乗り中心の家庭 → ホンダ フリード
- 子どもが2人以上&広さ重視 → ホンダ ステップワゴン
- 遠出・帰省が多い&運転支援重視 → 日産 セレナ
我が家が購入した車種は?
子ども2人(3歳長男、1歳次男)の我が家が選んだのは、ホンダ ステップワゴンでした。
- 収納スペースが広い(チャイルドシート2台+ベビーカー+3輪車も乗せられる!)
- ホンダ フリードは7人乗りとは言え、荷物が多い我が家には狭く感じた(軽自動車と変わらない)
- 車内のデザインに高級感があり、ファブリック調のシートは肌触りが良い
- 日産 セレナは内装に日光が反射する箇所が多く、助手席や後部座席から見ると眩しく感じた

購入前に確認しておきたいチェックポイント
- チャイルドシートのサイズ・装着のしやすさ
- 駐車場のサイズ(全長・全幅)
- 走行距離や年間維持費の目安
最後に、どの車も「試乗」は必須です。ネットのスペックだけではわからないことが多いため、ぜひ実際に家族で体感してみてください。
子育て世代の皆様のライフスタイルに合った一台が見つかりますように!
(最後に)カーリース会社のご紹介
最後に、最近話題のカーリースについてご紹介します。車って子どもたちの成長にあわせて、必要な大きさやスペックが変わりますよね。子どもたちの成長は早いので、実際は5~7年毎くらいで乗りかえたいもの……。(実際、我が家は軽自動車であるN-BOXに乗っていて、5年でステップワゴンに乗りかえることにしました)
そういった子育て世代におすすめしたいのが、カーリースという選択です。テレビCMでもお馴染みのカーコンビニ倶楽部がやっている「カーコンカーリース」では、頭金0円で新車に乗ることができますよ。ちなみに、本記事でご紹介したステップワゴンは月額25,300円~となっていて、乗りかえのハードルはかなり低いと思います。カーコンカーリースの特徴は以下のとおりです。
- 頭金0円で新車に乗ることができる
- 契約7年で返却or乗り換えが選べる
- 契約9年で、乗っている車がそのまま貰える
まとまった出費を抑えたい子育て世代におすすめの選択です。以下のリンクより要チェックです!
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