
ベビーベッドを買おうか迷っているのですが、値段も高いし、場所もとるので、本当に必要なのかどうか知りたいです。

我が家は実際、ベビーベッドを買わなくて「正解」でした。今回は、その理由と、我が家が使用した代替品についてご紹介します!
この記事を読むと、以下のことがわかります!
・ベビーベッドを買わなくていい理由
・どうしても必要な場合には中古品やレンタルで対応すべき
・代替品は持ち運び可能な「赤ちゃん用プレイマット」が吉
ベビーベッドは買わないほうがいい理由

我が家ではベビーベッドを買わずに、2歳差で二児を育ててきました。実際にベビーベッドを買わなかった経験から、私は「買う必要は無い」と感じています。その理由をいくつかにまとめてご紹介します。ベビーベッドだけではなく、育児用品ってあればあるだけ便利だとは思うのですが、経済的な視点や実用性を考えて「取捨選択」することも大切だと思いますので、我が家の考えをひとつの参考にしていただければ幸いです!
費用対効果が低い
ベビーベッドは決して安い買い物ではありません。高価なものでは数万円から数十万円する物もあります。しかし、実際に使用する期間を考えると費用対効果が低いと言えると思います。子育てには様々な育児グッズを揃える必要がある中で、1つあたりの単価も高い「ベビーベッドを買わない」という選択をすれば、その分を他の必要なアイテムにお金をかけられます。
使用期間が短い
ベビーベッドの使用期間は非常に限定的です。多くの場合、赤ちゃんが生まれてから6カ月〜1年程度しか使用しません。赤ちゃんが大きくなり、活動的になるにつれて、安全性の面からもベビーベッドは利用できなくなります。我が家の息子もそうでしたが、1歳を迎えた頃には一人で歩けるようになり、足の力がとても強くなっていました。何かの拍子で少しジャンプできてしまうと、ベビーベッドの柵を乗り越えてしまいそうで怖いです。実際に私の友人の子は、ベビーベッドの柵を越えて落ちてしまったそうです(救急車を呼んだそうですが、幸いにも大事には至らなかったよう…考えるだけで恐ろしい…)。
1歳になる頃には使えなくなることを考えれば、安価な代替品や他の手段を検討したほうがいいですよね。
中古品やレンタルで十分
もしそれでも「ベビーベッドがどうしても必要」と感じるのであれば、中古品を購入するかレンタルを利用することをおすすめします。中古市場では非常に状態の良いものが手頃な価格で手に入ることが多いです。
実は我が家も、第2子の誕生後に「ベビーベッドが必要かも」と考えて、一度レンタルで借りてみました。上の子が2歳だったので、何かしらで赤ちゃんを防護するものが無いと、赤ちゃんの上に乗ってしまったり、引っ張ってしまったりするかなと思ったためです。しかし結果的には、1カ月で不要になりました。そもそも赤ちゃんを寝かせる場所を工夫すれば済んだ(目の届く隣の部屋に寝かせた)のと、上の子も1カ月程度で赤ちゃんの扱いを覚えてくれたので、本当に「レンタルで良かった…!」と思いました。
ちなみに、赤ちゃんを寝かせていた隣の部屋には、上の子が自力で入れないよう「侵入防止対策」を講じているので安心でした。侵入防止対策の方法も別記事で書いていますので、参考にしていただければ幸いです。
代替品としてプレイマットが超便利
我が家ではベビーベッドを使用しない代わりに、持ち運びが可能な「赤ちゃん用プレイマット」を購入して、赤ちゃんを寝かせていました。実際に購入した商品はこちら(Amazonには商品がありませんでした……)。
この商品を買って良かった点としては、まず簡単に持ち運びができること。我が家では頻繁に実家へ顔を見せに行ったり、友人の家に遊びに行ったりしていたので、行く先々で赤ちゃんを寝かせるものは必要でした。バスタオル等で代用している方もいますが、自宅でも「持ち運び用」を使用することで、出先でも同じものを使うことができます。赤ちゃんも同じ環境で寝られるので、ストレスが無い様子でした。また、自宅の中でも気軽に移動できるので、どの部屋でもどの場所でも、赤ちゃんを寝かせることができて便利です。
もう一つ良かった点としては、簡単に洗濯ができること。赤ちゃんは結構汗をかきますし、はき戻しをしてしまったりもするので、洗濯は頻繁にすることになります。こちらの商品は3層に分かれていて、通常の汚れはカバーだけ洗濯すれば十分でしたし、すべて洗濯した場合でも3つに分けて干せるので、乾きも早くて助かりました!
ベビーベッドを中古で購入する際の注意点
ここまで読んでいただいて、それでも「短期間でもベビーベッドは必要だから、中古かレンタルを考えようかな」という方に。ベビーベッドを中古で購入したり、レンタルを利用したりする際にはいくつかのポイントに注意が必要です。以下でそれぞれのポイントについて詳しく説明します。
安全性の確保
中古のベビーベッドを購入する際に最も重要なチェックポイントは安全性です。まず、耐久性や素材の劣化を確認するために、ベッド全体をしっかりとチェックしましょう。特にネジや接続部分がしっかり固定されているかを確認することが重要です。また、ベッドの基準が最新の安全基準を満たしているかも確認すると良いでしょう。古いモデルは最新の安全基準を満たしていない場合があるため、購入前に製造年月日やモデル番号をチェックし、リコール情報を調査することをおすすめします。レンタル品の場合、ちゃんとした会社・メーカーから借りるべきです。我が家は「ダスキンレントオール」様を利用させていただきました。
安さだけでなくコストパフォーマンスを見る
中古やレンタルを利用する理由の一つは、コストの削減です。新しいベビーベッドは高価ですが、中古やレンタルなら比較的安価で手に入れることができます。しかし、価格だけで選ばずに、コストパフォーマンスを考慮することが大切です。例えば、ベッドだけでなくマットレスやベッドシーツなどの付属品がついているかも確認すると良いでしょう。
高品質な中古品の見つけ方
中古での購入を検討する場合、できるだけ安く手に入れようとすると、ネットオークションやフリマアプリを活用する手段もあります。ただ、店舗で実物を見て確認ができない分、安全性の確認は不十分になってしまいます。写真を見ただけでは、ネジの緩みが無いかとか、全体的な傾きがないかとか、細かい確認はできません。
高品質な中古のベビーベッドを見つけるためには、やはり実店舗で実物を見て選ぶことをおすすめします。実物を見て、傷や汚れ、部品の欠品がないか等を確認することが大切です。
まとめ
お金と部屋のスペースに十分な余裕があればいいのですが、無駄なものは買わずに、本当に必要なものにお金を使いたいですよね。我が家ではベビーベッドを買わなくても、赤ちゃん用プレイマットで十分でしたし、むしろ「持ち運び」や「洗濯」の面でメリットが多くありました。皆さんの選択の参考になれば幸いです!
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